妊娠中の体は、毎日違う表情を見せます。
それは、新しい命を迎えるための
自然な変化です。
ですがその変化のなかで、
日々の不調が積み重なっていくのも、また事実です。
妊娠中の体に起こること
妊娠してからの数ヶ月の間に、
体型・体重・ホルモンのバランスが大きく変わっていきます。
赤ちゃんが大きくなるにつれて重心は前へ移り、
腰や肩に負担が集中していきます。
主な不調として現れやすいもの:
- 腰痛
- 下腹部の張り
- 首・肩のつらさ
- 下肢のむくみ
- 気分のすぐれなさ
- 浅い眠り
当院での妊娠中の施術について
妊娠中の施術は、
出産に向けて体を整えるためのものです。
治療というより、
お子さんを楽に産むための環境を整える時間として
お考えください。
決して激しい刺激は行いません。
横向きや座位を中心に、静かに触れて
全身のバランスを調整していきます。
妊娠中、整骨院に通っていいの?という不安について
妊娠中の体は刻々と変化していくため、
施術を受けることへの不安は自然なことです。
当院では、安定期以降・医師の同意のある方を対象に、
横向き姿勢を中心とした静かな施術のみを行っております。
「治療する」のではなく、
「日々の不調を和らげ、出産に向けて体を整える」ことが目的です。
ご来院いただける時期
妊娠中の施術は、
安定期(妊娠16週以降)から出産直前まで
ご来院いただけます。
安定期以前のご来院はお受けしておりません。
また、主治医・産科医の同意を得ていただいてからのご来院ですと、
より安全に施術を進めることができます。
時期別のアプローチ
妊娠初期(〜15週前後)
お腹の張りはまだ目立たない時期ですが、
気分のすぐれなさ・浅い眠り・首肩のつらさが出やすい時期です。
ただしこの時期は、安全を最優先するため
当院ではご来院をお受けしておりません。
妊娠中期(16週〜27週)
お腹が急激に大きくなり、重心が前へ移ります。
腰痛・下肢のむくみ・骨盤周りの違和感が出やすい時期です。
体への負担が増える時期だからこそ、
静かに整える時間が日々の過ごしやすさを左右します。
妊娠後期(28週〜出産直前)
出産が近づき、体は産むための準備に入ります。
無理な施術は行わず、
出産時に体が動きやすいよう、
土台の整えに重点を置きます。
当院での配慮
- うつ伏せの施術は行いません
- 横向き・座位を中心に、足枕を抱いていただきながらお受けいただけます
- 強い刺激は行いません
ご出産後にも繋がるケアです
妊娠中に骨盤や腰回りの状態を整えておくことは、
産後の回復にも影響します。
出産という大仕事のあと、
できるだけ早く日常に戻れるよう、
妊娠中の今からできることがあります。
産後のケアについては、
産後の不調のページもあわせてご覧ください。
最後に
妊娠中の体は、毎日違う表情を見せます。
今日のお体に合わせて、
静かに整える時間を。
出産までの大切な数ヶ月を、
少しでも穏やかに過ごしていただくために。