腰痛は、もはや国民病です。
慢性的にずっと重い人、急なぎっくり腰で動けなくなる人。
おそらく、整骨院に来られる症状の中でいちばん多いのが腰痛だと思います。
ただ、腰痛ほど「原因が多岐にわたる」症状もありません。
まず、急性の腰痛(ぎっくり腰)について
ぎっくり腰になったとき、無理は禁物です。
ですが、急性期こそ、やれることがあります。
実は、発症から48時間以内に施術を行うと、
ぎっくり腰から来る痛みはかなり軽減されます。
48時間。これが目安です。
「動けないから様子を見よう」と思う気持ちはわかります。
でも、早ければ早いほど回復は早い。
ぜひ、その際はお早めにご連絡ください。
ぎっくり腰の「きっかけ」と「原因」は違います
物を持ち上げた瞬間。くしゃみをした瞬間。
棚の上のものを取ろうとした瞬間。
よく「これでぎっくり腰になった」と言われますが、
これはあくまで最後のきっかけです。原因ではありません。
ここはよく覚えておいていただきたいのですが、
本当の原因を取り除くとなると、見なければいけないところは多岐にわたります。
骨盤そのものの動き。
消化器をはじめとする内臓の問題。
呼吸に関わる胸郭の状態。
頭蓋と仙骨の連動性。
全身の筋肉や骨格のバランス。
きっかけを避けることはできても、
原因を放置したままでは、また同じことが起きます。
そしてぎっくり腰を繰り返すうちに、
慢性腰痛へと発展していくケースも少なくありません。
慢性腰痛の原因
慢性腰痛の場合も、原因はひとつではありません。
骨盤の傾きや骨盤内の問題。
消化器の不調。背骨のアライメント。
胸郭の動き、首の緊張、姿勢の崩れ。
生活環境、運動不足、過去のケガの影響。
さらに、下肢——つまり足首の問題や、
オーバープロネーション(足の内倒れ)のような
足元の崩れが積み重なって、腰に出ていることもあります。
腰痛は「腰だけの問題」ではない。
一概に「ここだけ治せばいい」という話ではありませんが、
ひとつずつ原因を見つけて、ひとつずつ取り除いていく。
これがまず大切なことです。
当院のアプローチ
当院では、手による施術を軸に腰痛の改善に取り組みます。
からだ全体のバランスを確認し、
原因と考えられる部分にひとつずつアプローチしていきます。
必要に応じて矯正を行うこともあります。
また、足元からの影響が大きい場合には、
インソールを使ったアプローチも行います。
コルセットを巻いて終わり、ではありません。
ただ運動すればいい、という問題でもありません。
原因を見極めたうえで、施術とセルフケアの両面から
症状の軽減を目指します。
スポーツをされている方へ
スポーツ選手にとって、腰痛は常につきものです。
腰痛が原因で現役を引退された選手を、
私はこれまで何人も見てきました。
正直に言えば、完全にゼロにするのが難しい症状です。
お付き合いしていく部分はあるかもしれません。
ですが、軽減はできます。
パフォーマンスを落とさずに競技を続けるために、
できることは必ずあります。
しびれや夜間のうずきがある方へ
腰痛に加えて、足のしびれや夜間のうずきがある場合は、
まずお医者さんに相談してください。
これが最優先です。
そのうえで、こちらでも力になれる部分はたくさんあります。
原因からアプローチしてみたいという方は、ぜひご相談ください。
お力になれる部分と、なれない部分は正直にお伝えします。