「明日、雨が降る」——からだが先に知っている。
天気予報より正確に、自分のからだが天気の変化を教えてくれる。
そんな経験はありませんか。
雨の前日から頭が重くなる。古傷が疼く。からだ全体がだるい。
これらは「気のせい」ではありません。
気象病・天気痛と呼ばれる、れっきとした症状です。
気象病で起きる症状
天気の変化に伴って現れる症状は、人によってさまざまです。
- 頭痛、頭の重さ
- 古傷やケガをした場所の痛み
- からだ全体のだるさ、重さ
- めまい、耳鳴り
- 関節の痛みやこわばり
- 気分の落ち込み、やる気が出ない
- 肩こり・首こりの悪化
- 胃のムカつき、食欲の低下
共通しているのは、天気が崩れる「前」に出ること。
そして、天気が回復するとなんとなく楽になること。
戻ってしまうのには、理由があります。
低気圧が近づくと、頭が重くなる。雨の前日から、だるくて動けない。天気予報を見ては「また来る」と身構える。薬でしのいでも、天気が崩れるたびに、また戻ってくる。
それは、あなたが我慢弱いからでも、気のせいでも、ありません。
気圧の変化そのものは、止められません。けれど、同じ天気でも平気な人と、つらい人がいます。違いは、気圧の波を受け止める「からだの側」にあります。呼吸の浅さ、内臓の疲れ、頭まわりの緊張——そこが整わないかぎり、天気が変わるたびに、また揺さぶられます。
「天気のせいだから仕方ない」と諦める前に、知ってほしいことがあります。
だから、いきなり揉みません。順番を間違えません。
頭が痛いから頭を、肩がこるから肩を。それで天気のたびに戻るなら、とっくに楽になっているはずです。私は、つらい場所そのものより先に、全身を確かめます。気圧に揺さぶられやすいからだには、揺さぶられるだけの理由——呼吸の浅さ、内臓の疲れ、頭の緊張——があることが、多いからです。
ほぐすこと自体を否定はしません。ただ、順番があります。からだが身構えたまま強く揉めば、かえって固くなる。先に原因をゆるめてから、必要な場所に触れていきます。
「なぜ、天気でここまで変わるのか」を15年問い続けて、今も学び続けています。だから、その場しのぎでは終わらせません。力は静かに、順番に。
天気は変えられなくても、受け止める側は変えられます。予報に身構えなくていい毎日へ、からだの土台から整えていきます。
こんな方が来られています
- 雨の前日になると必ず頭痛が出る方
- 季節の変わり目に毎年体調を崩す方
- 台風が近づくとからだが重くなり、何もできなくなる方
- 梅雨の時期がいちばんつらいと感じている方
- 古傷が天気で痛むのを「仕方ない」と諦めている方
- 頭痛薬が手放せず、芯から変えたいと思っている方
最後に
気象病は、まだ医学的にもすべてが解明されているわけではありません。
「天気のせいだから」「体質だから」と、
我慢している方がとても多い症状です。
でも、からだの土台が変われば、天気への反応は変わります。
天気に振り回される毎日を、少しでも楽にするために。
まずは一度、からだの状態を確認させてください。